#023 HONJO チタンロードフレーム

日本には古くから多くのフレームメーカー、ビルダーが居ますが競輪が多大な影響を与えていることは間違いありません。

今回ご依頼いただいたHONJOのフレームもHONJO Cycle Worksさんというメーカーのチタンフレームでした。

このような感じで全体的に傷をタッチペンしてある状態でした。ロゴやライン、マークなどにも傷があったのですべて再現するプランで進めていきました。

下地を作り直した上から調色して作ったピンクをペイントし、一旦クリアコートします。

ロゴデータも作成しておき、マスキングシートを各所に貼り、ペイントの準備に入ります。

エアブラシを使い細かい部分に薄くかつ均等に色を乗せていきます。ブラックに塗ってからすぐにマスキングを剝がしたくなりますが、経験上塗料が乾ききらない段階で剥がすと、色も一緒にペリっと剝がれてしまうことがあります。なので僕は一晩置きます。そして翌日クリアコートします。

鮮やかなピンクが蘇り、ロゴも出来る限り再現出来たと思います。

K様、この度は道外からのご依頼ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

おかげさまで、本州や遠くは九州からのご依頼が続いており、少しずつ実績がお仕事に結びついてきたのかなと思っております。皆様のお力になれるようこれからもフレーム塗装のトレンドを追っていきたいと思います。