インターマックスといえば某有名ライダーが手掛けたメーカーとして認識していましたし、国内で生産しているのかな?と思っておりました。今回はインターマックスの25周年を記念したモデル25(トゥエンティファイブ新品フレーム)の塗り替えです。
stingerの特別バージョンといった感じでしょうか?とても綺麗なペイントが施されていました。
このような細かい文字はデカール(だと思います) さすがにこの細かさは弊社のカッティングマシンでは作れないので、ステッカーの専門店に作成してもらいました。しかし文字のみの切り出しは出来ないとのことだったので、透明のシートに文字をプリントしてもらう方法で作成してもらいました。
文字はグレーのカラーリングが指定だったので、フレームに映える色で且つメーカーロゴのカラーに近い何種類かをプリントアウトしてくれました。デカールを作成してもらうにはデータの作成~出力+材料費がかかるので、ペイントするより当然割高になってしまいます。その代わり綺麗な文字やラインが再現できるので、どうしてもペイントでは難しいロゴや小文字はデカールという選択肢も在ります。
今回はオリジナルの塗装を総剥離してから下地の作り直し~ペイントを行いました。元のペイントの上からペイントしても問題はありませんが、多少重量は増えてしまいます。それを嫌って総剥離を選ぶお客様は少なくありません。だだしカーボンフレームの場合、剥離剤はもちろんエア工具を使っての大胆なサンディングは出来ません。サンダーで大まかに削った後は手作業でサンディングするので時間がかかります。
UCIマークは残すのでその周りはあまり削りません。
UCIマークをよく見てみると・・・CEEPの文字が?実はCEEPO社で作られているんですね!これは知らなかったです。
全体にサフェーサーをペイントして下地完成です
ご希望のカラーは「ガンメタなんだけど見る角度によってワインレッドに見えるカラー」という訳で、マツダの46G(マシーングレープレミアムメタリック)の上にバイオレット系とレッド系のパールをペイントした3コートパールで仕上げました。完全オリジナルカラーです。想定外だったのはある角度のみゴールドに見えるポイントがありました。お客様にもそこを気に入っていただけたので嬉しい誤算でした笑
一旦クリアーを研いでデカールの貼り付け~その他のロゴのマスキングを行います。
ロゴカラーは46Gにメタリックシルバーを加え色味を薄くしたものです。
落ち着きのある雰囲気に仕上がりました。
同時にボトルケージも同色に塗装しました。
最初のぁラーリングとは全く別の雰囲気のフレームです。
ロゴもカラーリングによっては段差を抑えられます。あとは好きな色に出来るのがデカールとは違うところでしょうか。
N様この度はご利用いただき誠にありがとうございました。組上りが楽しみですね!
また機会がございましたらお問い合わせください。