#043 SCOTT FOIL RC30

今回のペイントは初めてチャレンジする内容が含まれております。

お客様からお問い合わせいただいた際、完成イメージを添付してくださいました。

AIによる完成イメージです。ここ最近このような感じでまとめていただけるので、こちらとしましても非常に分かり易く助かります。

しかし、AIはドンドン進化しますね・・・ちょっと恐ろしいです。

このペイントの核心部は何と言ってもロゴに蒔絵模様を立体的にペイントするという内容です。数年前でしたらお断りしていたかもしれません。

今は手法に心当たりが有ったので、先ずはチャレンジしてみることに。

旧塗装をサンディングし下地作りから入ります。

ブラックのサフを入れ乾燥~研ぎ

キャンディーレッドの下色のシルバー。ブラックの上から輝度の高いシルバーを塗りすぎない程度にペイントすると、光が当たる箇所と当たらない箇所でコントラストが付きやすくなります。

キャンディーレッドをペイントし、ブラックをAIイメージに合わせて塗装していきます。

赤は少し控えめに、赤茶色に近い感じが良いとのことなので、ブラックでメリハリを付けつつ、グラデーションしていきます。

蒔絵のデータをどの様に作るか。色々考えていたのですが、カッティングデータを作る際に使用しているillustratorのクリエイティブクラウドにフリー素材が有るではないですか。さすがadobe。何パターン化ダウンロードしてベクター化しカット。

ここからいい部分だけをSCOTTの中に配置します。

こんな感じでマスキングシートを貼り~

立体感を出すためにサフを気持ち厚めに塗装。このままマスキングを剥がすと、乾いたサフが割れてガタガタになってしまうので、一旦研ぎます。

研いだ後蒔絵模様のマスキングを剥がすとこんな感じに。

コールドを塗る。一晩置き、外側のマスキングを剥がす時が一番緊張しました。

ダウンチューブ以外にもトップチューブ上に小さくFOIL、ヘッド・シートチューブ裏にスコットエンブレム、BBシェル左にRC30もあらかじめゴールドでペイントしておき、クリアコートを。クリアは厚く吹いて欲しいとのことでしたので、一旦乾燥させた後サンディングし、もう一度クリアしました。

蒔絵模様が立体的に浮かんで見えますね。何とか形になって良かったです・・・(実は何度か失敗して塗り直しも)

完成です!感無量!

F様、この度は2か月もお預かりしてしまい申し訳ございませんでした。何度も打ち合わせした甲斐あってAIイメージに近づけられたかと思います。

組上りが楽しみですね~ありがとうございました!